働くこと

イエスマン上司は本当に無能?なぜイエスマンに?~タイプと対応策~

上司が「イエスマン」で困ったことはありませんか?

課長
課長
部長が言ったから仕方ないよ

係長
係長
早く課長になりたいから、上司に気に入られたい

今回は、イエスマン上司に対して、絶対にしてはいけなことと対応策について書きます。

イエスマン上司は2種類いる

自分のやりたいことを我慢してきたイエスマン

本当はやりたいことがあったり、成し遂げたいことがあったりするイエスマンです。

このような人は、上司に昇格した瞬間、自分がやりたいことを周りの部下に細かく指示します。
自分がやりたいこと以外は基本的に受け付けません。
部下からの提案はもちろん、ダメ出しなんてもってのほか。

俺の指示に従えタイプに進化し、部を上からマネジメントします。

何も考えずに上司の命令に従ってきたイエスマン

自分の考えは持ったことがなく、とにかく上司の命令に従ってきたイエスマンです。

このような人は、上司に昇格した瞬間、何をしたらいいか分からなくなってしまいます。
なので、指示は曖昧で、「とりあえず」や「何かこう」という言葉を連発します。
部下からの提案は比較的受け入れてくれますが、アドバイスはしてくれません。

何も指示しないタイプに進化し、部をマネジメントから放棄します。

イエスマン上司に対して絶対にしてはいけないこと

正論で相手をねじ伏せる

こんなことありませんか?
俺の指示に従えタイプのイエスマン上司に企画書を提出すると

上司
上司
そんなことよりも、アレをやれ

と言われたり、

何も指示しないタイプのイエスマン上司に企画書を提出すると

上司
上司
イイネ!やってみよう。

と言ってくれるのですが、他の上司に否定された時に何も言えず、そのまま企画が廃案になったり・・・

部下
部下
なんでできないんですか!?

なんて言ってしまいたくなりますよね。
というか、私は言ってしまっている側です。

また、正論を突きつけ、なぜしてはいけないのか、できないのかを問い詰めてはいけません。

なぜなら、正論を突き付けても問題は解決できないからです。
また、上司からの評価を下げてしまいます。

イエスマン上司にも苦労はある

「イエス」と言うことで昇格してきた

きなこもち
きなこもち
なぜ、上司は上司になれたのでしょう?

部下
部下
能力や資質があるから?

きなこもち
きなこもち
正解!と言いたいところですが、残念ながら違う人も多いです。

日本の多くの企業では、年功序列により、勤続年数が長くなるほど役職は上がっていきます。
ですが、部長や課長になるためには、周りよりも上司に気に入られる必要があります。

そこで「イエスマン」の登場です。
役員や部長からの指示に対して、何も考えず「イエス」と答え、忠誠心を見せるのです。
やるべきでないと思っていても、絶対に失敗すると分かっていても「イエス」と答えます。

そして、失敗した時には、自分が悪くなくても「すみません」と謝ってきたんです。

我慢に我慢を重ねた結果、部長や課長になったのかもしれません・・・

イエスマン上司に対する対応策

自分のやりたいことを我慢してきた「俺の指示に従えタイプ」の上司への対応策

まずは相手の考えていることを聞き出しましょう。
相手の意見に対しては肯定も否定もせず、とにかく聞きましょう。

上司は、今まで我慢して我慢して我慢して・・・やっと部長になれたんです。
少しねぎらうような形で聞いてあげましょう。

そして、上司がやりたかったことを少し実現してあげると、こちらの話を少し聞いてくれるようになります。

何も考えずに上司の命令に従ってきた「何も指示しないタイプ」の上司への対応策

自分では何も考えず、とにかく上司のことに「イエス」と答えてきた上司は、自分がやりたいことを考えたことすらないこともあります。

その場合は、さりげなくやるべきことを伝えてあげましょう。
あくまで部長・課長が考えた意見として扱うといいでしょう。

最後に

いかがだったでしょうか?

イエスマンのタイプによって付き合い方を変えるのは大変だと思います。
ですが、自分がやりたいことをやるためには、上司をコントロールする力も必要になります。
そのために、上司とはこまめにコミュニケーションを取ることをオススメします。

私は、イエスマンとして働きたいとは全く思いません。
イエスマンとなって自分を押し殺すくらいなら、自由に生きていきたいです。

きなこもち
きなこもち
自由に豊かに生きていきたい・・・

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きびだんご
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