という大学生は多いのではないでしょうか?
今回は、将来について悩む学生や、将来がぼんやりしている学生向けに、どうしたらいいか共有します。
日本の大学生は将来のキャリアについて悩んでいる
将来のキャリアに関することに悩みを抱える学生は73.3%もいる。
悩みの理由は
- 学校卒業後のキャリアの見通しが立てられないため(61.6%)
- これまで考えていたキャリアプランの変更が必要になっているため(9.9%)
- 学内のキャリアセンターなどに進路の十分な相談ができていないため(7.3%)
- 試験や採用面接などであっても県をまたいだ移動が困難なため(3.9%)
- その他(13.1%)
- 未回答(4.1%)
新型コロナウイルス感染症に係る影響を受けた学生等の学生生活に関する調査等の結果について(P9)
半数以上の学生は卒業後のキャリア(進路)について、明確になっていないという状況です。
では、なぜ明確にできないのでしょうか?
キャリアの見通しが立てられない理由3つ
理由① 自分のことを理解できていない
突然ですが、読んでくださっている方に質問です。
- 今までで一番楽しいと思う時はどんな時でしたか?
- 時間を忘れるくらい熱中したことは何ですか?
すぐにパッと答えられないと思います。
もしくは、そんなことない!といったところでしょうか。
でも、実は忘れているだけであるはずなんです。
例えば私の場合、
- 小学生の頃、校内で砂遊びや秘密基地作り(設計)に没頭していた
- 大学生の頃、寝るのを忘れるくらいアニメやニコニコ動画を見ていた
など、今思えばそんなこともあったな程度かもしれません。
でも、実はそれがあなたの本質なのです。
私は、大学職員として働く中で、たまたま
- Illustratorを使って発表用の資料をデザインすることが得意
- PremierePro、AfterEffectsを使って映像を作るのが好き
ということに気がつきました。
これって、小学生や大学生の時に夢中になっていたことと繋がっていると思いませんか?
今の自分は過去の自分から作られているということを知り、まずは自分のことを知ることから始めましょう。
私は下記の本を読んで、自分のことを知る機会を作りました。
ぜひ、就職活動が始める前に、一度、自分のことを知る機会を作りましょう。
理由② どんな職業があるのか分からない
こんな人、見かけたことありませんか?
将来の夢や目標があることは素晴らしいことです。
ですが、
と質問すると、
という答えが多いです。
要するに、自分の見える範囲や接点があった職業しか分かっていないということです。
実は、もっと自分自身に合った職業があるかもしれないのに、たった1つの出会いや体験だけで将来の夢を決めてしまうのは時期尚早だとは思いませんか?
世の中にはたくさんの企業があります。
あまり知名度はないが、世界シェア1位の町工場があったり、従業員満足度1位の会社があったりします。
理由③ 働くことに対するイメージがない
働いたことがないから当然かもしれませんが、働くことをイメージすることが難しいです。
例えば、”営業”といえば、何かしら売るというイメージは付きやすいです。
しかし、総合職はどうでしょう?
大学職員の場合、
- 教務課
- キャリアセンター
- 財務課
- 総務課
- 人事課
- 広報課
など、様々な部署があります。
異動するたびに業務内容が変わり、新しい会社に転職した気分になります。
働くことをイメージするには、実際に体験するしかありません。
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最後に
私自身は恥ずかしながら、大学生の時に自己分析やインターンシップ参加などはしたことがありませんでした。
“たられば”になってしまいますが、もし、大学生の時に自己分析をしっかりしていたら…もし、インターンシップで経験を積んでいたら…
大学職員にはなっていなかったかもしれません。