パパが育児休業を取得して子育てや家事をする場合、どのタイミングで取得するのがいいのでしょうか?
結論は、いつでもいい!
だって、子育てってとても大変だから。
ですが、その中でも
- 出産日〜2ヶ月間
- 奥さんの職場復帰〜1ヶ月間
に取得すると、子どもにとっても奥さんにとっても負担を減らすことができるので、オススメです。
それぞれの理由について共有します!
※2021年12月時点では、育児休業は1回しか取得できませんが、2022年10月からは分割して取得できるように法律が改正されます。
特に男性に育休を取得して欲しい時期
1.出産後〜2ヶ月
出産は母体にとてつもない負担がかかります。
それなのに、出産したその日から2時間おきに授乳。
入院中は看護師さんがいるから、少しは安心できますが、
入院中も
- 授乳指導
- 沐浴の講習
などがあり、寝る時間は削られる一方です。
また、退院後は少なくとも1ヶ月は外出することができません。
理由は赤ちゃんの免疫力が低いから。
赤ちゃんはウイルスはもちろん、ちょっとした気温の変化でさえ体調を崩す原因になります。
そこで、今まではお友達が家に来て話し相手になってくれたり、赤ちゃんを抱っこしてくれたりしていました。
ですが、コロナ禍では、お互いに気を遣って家にお友達が来ることが減りました。
お昼は1ヶ月間、赤ちゃんと二人きりになります。
2時間おきの授乳で寝不足になっている中、洗濯や掃除、炊飯などの家事をこなすのは限界があります。
また、泣くことしかできない赤ちゃんとずっと二人きりだと辛いです。
そこでパパの出番です!
パパが家にいて、
- 家事全般を担当
- 赤ちゃんのお世話(おむつ替えなど)
することで、ママが
- 少しでも睡眠時間を確保できる
- 話し相手ができる
など、ママをサポートすることができます。
2.職場復帰〜1ヶ月
ママが出産後、1年で職場復帰をする時、子どもは約1ヶ月前から慣らし保育が始まります。
もちろん、1ヶ月で慣れることはありません。
1歳の子どもは保育園のことや親の仕事のことを理解できないため、パパ・ママに置いて行かれたと思い、めちゃくちゃ泣きます…こちらが後ろ髪を引かれる思いです。
実際、子どもが泣きすぎてどうしようもなく、お迎え(早退)の連絡が来たこともあります。
そんな中、職場復帰して夫婦ともに時短勤務をせず、フルタイムで働く場合、朝から夕方(夜)まで保育園にいることになります。
そこでパパの出番です!
パパが育児休業を取得すると、保育時間を減らすことができるため、子どもにとっては、保育園に慣れる期間を延ばすことができます。
また、保育園に通い始めた子どもは必ず、他の子どもから風邪をうつされます。(逆にうつすこともあります)
アデノウイルスに手足口病、溶連菌…
と突っ込みたくなるくらい、病気にかかります。
それに、1歳になったばかりの赤ちゃんは、ちょっとしたことで発熱やお腹を下すことがあり、すぐに保育園からお迎え(早退)の連絡がきます。
そこでパパの出番です!
子どもが体調不良の時は病院に連れて行ったり、家で看病したりすることで、ママは安心して仕事をすることができるし、会社を休む必要もないため職場にも迷惑をかけません。
もし、夫婦とも勤務していたら必ず起こる「どっちが休むか問題」を回避することができます。
最後に
もう一度言いますが
もちろん、パパの仕事の状況もあるでしょう。
1年間取れ!なんて言うつもりはありません。
実際に、私も一人目の時は育児休業を取得せず、二人目の今は奥さんが職場復帰と同時に、子どもが11ヶ月〜1歳1ヶ月の2ヶ月間のみ取得しています。
どれも正解です。
それぞれの家庭にあった育児休業が取れればいいのではないでしょうか。
まずは、夫婦で話し合ってみるのはいかがでしょうか?
それぞれの価値観を合わせることもできますよ!