上記のように、「育児休業を取得すべきか」については様々な意見があります。
今回は、育児休業を取得しようか迷っているもうすぐパパやママになる方に向けて書きます。
育児休業を取得するかは家庭次第
家族で話し合う機会を設けよう
育児休業を取得したいか、取得したくないか、取得して欲しいか、取得して欲しくないか。
それぞれの思いがあります。
自分で考えていることと相手が考えていることが違うと、気持ちのズレが生じます。
育児休業に関する気持ちのズレは、一生埋まることがない家庭のヒビに繋がる可能性が高いです。
例えば・・・
育児はどちらかに任せきりになるのではなく、夫婦二人が協力して楽しむものだと思っています。
家族と話し合う時に確認すること
確認することは以下の5つです。
1.育児休業について
パパが育休を取得することについて
・パパの意見(したいか、したくないか)
・ママの意見(してほしいか、してほしくないか)
を率直に話しましょう。
という理由は抜きに、自分の気持ちと相手の気持ちを確認しましょう。
2.仕事について
(共働きと仮定して)
・パパの仕事の状況
・ママの仕事の状況
を共有しましょう。
お互いの仕事の状況を確認したうえで、ママがどのタイミングで職場に復帰したいかを聞きましょう。
今は、1年間の育児休業以外にも、「パパ休暇」や「パパ・ママ育休プラス」という制度もあります。
ママの復帰に合わせて、制度を活動できるか確かめましょう。
3.お金のこと
経済的に余裕がない時に、二人で育児休業すると・・・さらに経済状況が悪化します。
産前休業や産後休業、育児休業については、お金がもらえます。(産前休業、産後休業は女性のみ取得可能)
「出産手当金」や「育児休業給付金」について調べたうえで、家計の状況を話し合い、育児休業を取得するのか決めましょう。
ちなみに、
実質的に給与の8割支給+長期間育児休業を取得できる方法は
・ママは産後休業(8週間)+育児休業6か月(180日)
・パパは子どもが1歳2か月になる6か月(180日)前から育児休業
です。
育児休業の制度を活用した様々な取得方法と育児休業給付金がいくらもらえるかについては、下記の記事にまとめています。

4.家事・育児について
家事や育児はどちらか一人に任せてしまうのはよくありません。
は、絶対に言ってはいけない言葉です。
育児の時間は、ママの時間に合わせてできるものではありません。
赤ちゃんが泣けば、その時々に対応しなければなりません。
正直、ママは忙しいのです。
ママが育休中でも、最低限の家事はしましょう。
それが優しさです。
5.その他
その他、家庭独自のルールがあれば、事前に再確認しておきましょう。
例えば、飲み会のルールです。
月に2回まで飲み会に行っていいというルールがある場合、
と思っていても、ママは
と思っているかもしれません。
子どもが生まれてからも独自ルールは生きたままなのか確認しましょう。
(参考)きなこもちちの家庭の場合
という感じでした。
現時点では、育児休業を取得していません。
なぜなら、私の場合、育児休業を取得しなくても家に帰ってから家事・育児ができるからです。
家事・育児をちゃんとしているので父親の居場所がなくなるということもありません。
また、事前に話し合いをして合意を得ていれば、
となります。(奥さんありがとう)
最後に
厚生労働省の調べによると、2019年時点の男性の育児休業取得率は7.48%だそうです。
「育児休業を取得すべきか」については、家庭によって違います。
もちろん、育児休業取得率を高めることも重要だと思いますが、家族内で話し合いをして、お互いに納得することができれば、取得しなくてもいいと思います。
父親の新しいカタチを作るために、今後も情報発信します!!