こんな質問を受けることがあります。
なぜ早く単位を取っておいた方がいいのか、理想的な単位状況について共有します。
なぜ早めに単位を修得すべきなのか
4年生(早いところは3年生の冬)から就職活動が始まる
就職活動と授業が被ってしまった場合、授業を欠席することになります。
その時は、キャリアセンターで欠席届をもらい、採用担当者に印鑑やサインをしてもらうことで、授業を欠席した理由を証明することができます。
ですが、授業を欠席することに対する免罪符にはなりません。
授業を受けていない分、単位を落とすリスクが大きくなります。
自分のやりたいことに集中することができる
大学1年生・2年生の間にしっかり単位を修得することができれば、大学3年生の後半から自由な時間が増えます。
その自由な時間を使って自分のやりたいことに挑戦することができます。
例えば
- 資格取得
- 就職活動のための準備(SPI、自己分析など)
- アルバイト
- 旅行
- 日本一周など
大学生は人生の中で一番、自由な時間が多いです。
その時間の使い方は本当に重要です。
1年時に単位を修得できなかったらアウト
私が大学生の時や大学職員になった後にも必ずこんな学生がいます。
上記の学生はどうなったと思いますか?
ほとんど…99%の学生は単位を修得できずに退学していきました。
つまり、1年生の時にきちんと単位を修得できないと、その後もずるずると単位を落としていき、退学するハメになるのです。
理想的な単位修得スケジュール
前提条件
- 福岡県在住の大学生(2学期制)
- 経済学部で必修科目は少ない
- 年間の履修上限(CAP)は44単位
- 4年時の最低修得単位は8単位
- 大学生の間にディズニー、ユニバ、沖縄…色々なところに旅行したい
- 卒業後は就職希望
1〜2年時はフル単を修得
1年生・2年生でフル単を修得することで、
44単位+44単位=88単位
になります。
3年時は4年生を見据えて単位を修得
規程で定めている単位を除いて、全ての単位を修得しましょう!
今回は4年時の最低修得単位数が8単位であるため、
124単位−8単位=116単位
116単位−88単位=28単位
3年時に28単位修得すればいいので
- 前期20単位 後期8単位
- 前期14単位 後期14単位
- 前期28単位 後期0単位
など、自分に合わせて単位を修得しましょう。
4年時は卒業に必要な単位数を修得して卒業
つまり、ほとんど学校に行く必要はなくなります。
きちんと単位修得すると、卒業することができます。
旅行は3年後期または就職活動後に行こう
上記の学生は、大学生の間に色々なところに旅行に行きたとありましたが、旅行に行く時期は「3年後期」または「就職活動後」がオススメです。
3年後期がオススメな理由は
- しっかり単位を修得していれば、学校に行く機会を減らすことができる
- 就職活動時のネタになる
就職活動後がオススメな理由
- 就職活動が終わっているので、心の底から旅行を楽しむことができる
- 長期間の旅行を楽しむことができる
最後に
大学入学してすぐに4年後のことを見据えて行動することは難しいかもしれません。
ですが、4年間の大まかなスケジュールを考えておくことで、いつ、何をすべきか明確になります。