こんにちは!
今、世界中で話題になっているAIツールの「ChatGPT」(チャットジーピーティー)を知っていますか?
という大学生は多いのではないでしょうか。
ですが、ChatGPTをうまく活用することで、レポート作成や調査、アイデア出しなどに役立ってくれます。
また、自分自身がやりたいことや強みを見つけたい場合には、コーチングもしてくれます。
ただし、デメリットもあることを忘れてはいけません。
今回は、大学生が活用できるAIツール「ChatGPT」とは何かや、ChatGPTのメリットとデメリットをそれぞれ3つご紹介します。
ChatGPTとは?
まず、ChatGPTとは何かを簡単に紹介します。
ChatGPTは、OpenAIが開発した人工知能(AI)です。
大量の文章データを学習しており、質問に答えたり、文章を生成したりすることができます。
基本的にChatGPTは無料で利用することができますが、有料版(月、20米ドル)を利用すると、バージョンアップした最新のChatGPTを利用することができます。
無料版と有料版の差は、
・無料版:司法試験下位10%の知能
・有料版:司法試験上位10%の知能
と言われています。
レポート作成や研究に役立てることができるので、大学生にとっては便利なツールです。
今までは教授が「コピペするなよ」と注意していたものが、「ジピるなよ」に変化することでしょう。
大学生がChatGPTを活用するメリット3つ
1.時短効果がある
AIが提供する情報を参考にすることで、検索にかかる手間も減らすことができます。
今までは、Googleで何度も検索して情報を得ていました。
それに、検索ワードを正しく入力できていないと、欲しい情報が得られないこともありました。
ですが、ChatGPTを活用することで、全てを網羅した回答を得ることができます。
例えば、確定申告をする際に「白色申告」と「青色申告」のどちらを選択すればいいか迷ったとします。
その時に、今までは
など、何度も検索する必要がありました。
しかし、ChatGPTに
を指示してあげると
白色申告: 確定申告で基本的な方法。簡単で手続きが軽いが、経費の控除範囲が限られる。帳簿の記帳義務がない。青色申告と比較して税制上の優遇措置が少ない。オススメ度: 2/5
青色申告: 経営状況を明確に把握できる。税制上の優遇措置が受けられ、所得控除や経費の範囲が広い。帳簿の記帳義務があるが、経理ソフトなどの利用で効率化が可能。オススメ度: 4/5
違い: 白色申告は手続きが簡単だが優遇措置が少ない。青色申告は記帳義務があるが、税制上の優遇措置が受けられる。経営状況の把握や節税を重視するなら青色申告がおすすめです。
と明確な回答をしてくれました。
2.言語処理能力が高い
ChatGPTは非常に優れた言語処理能力を持っているため、翻訳に利用することができます。
また、質問を適切に理解し、的確な回答を提供してくれるため、翻訳をした後、その回答まで作成してくれます。
と指示してあげると
Can utilizing ChatGPT enhance one’s university life?
Yes, using ChatGPT can enrich university life by assisting with studies, research, and improving communication skills.
と翻訳をした上で、回答までしてくれました。
3.アイデアをサポートしてくれる
ChatGPTは多様なアイデアや意見を提案してくれます。
アイデアや意見には、自分だけでは思いつかなかった新しい発想が得られることもあり、レポートやプレゼンテーションのアイデア出しに役立ちます。
例えば、学園祭に出店することになり、何か食べ物を販売することになったとします。
みんなで意見を出し合うものの、出てくるアイデアはありきたりな食べ物ばかりだったのではないでしょうか。
そこで、ChatGPTに
と指示すると、
- カラフル餅:色とりどりの餅を組み合わせた、見た目にも楽しいデザート
- スイーツバオ:甘い餡やフルーツを包んだ中華まん風スイーツ
- サワードリンク:フルーツやハーブを使った、さっぱりとしたノンアルコールカクテル
- 野菜スティック寿司:野菜スティックを使ったヘルシーな巻き寿司のバリエーション
- スモアサンドイッチ:焼いたマシュマロとチョコレートを挟んだグラハムクラッカー
- エスニックスープ:世界各国のスープを小さなカップで提供(例:トムヤムクン、ミソスープ)
- ポテトボール:ジャガイモとチーズを混ぜて揚げたサクサクのスナック
- シェイクアップサラダ:シェイカーカップに入れたサラダをシェイクして楽しむ
- グリルチーズロール:チーズを挟んだ薄いパンをグリルして焼いたスナック
- かぼちゃプリン:かぼちゃを使った季節感あふれるプリン
と斬新なアイデアを提案してくれました。
このように、ChatGPTを使うメリットはとても大きいです。
ですが、デメリットもあります。
ChatGPTのデメリット3つ
1.情報の正確性に問題がある場合がある
ChatGPTはまだまだ成長段階です。
ChatGPTが提供する情報は必ずしも正確ではないため、情報を鵜呑みにすることはとても危険です。
必ず正しい情報かを確認した上で、正確性を担保することが重要です。
間違った情報の例:PayPayドームについて質問をしたところ、
PayPayドームは、日本の福岡市にある多目的スタジアムで、福岡ソフトバンクホークスの本拠地として知られています。正式名称は「福岡PayPayドーム」であり、2018年に開場しました。
PayPayドームは、野球の試合だけでなく、コンサートやイベントなどにも使用される多目的なスタジアムです。収容人数は最大約38,000人で、屋根付きのスタジアムとしては、日本国内でも最大級の規模を誇っています。
また、PayPayドーム周辺には、商業施設やレストラン、映画館などが集まった複合施設「アミュプラザ博多」があり、地元の人々や観光客にも人気のスポットとなっています。
というように、間違った情報を発信することがあります。
2. 使いすぎによる依存の恐れ
ChatGPTが答えを出してくれる!
と、AIに頼りすぎると、自分で考える力が衰える恐れがあります。ChatGPTを適切なバランスで使用し、自分自身の力を磨くことが大切です。
あくまでChatGPTは「優秀な秘書」として、うまくお付き合いする温度感が大切です。
3.トレンド情報に弱い
たくさんの知識があり、アイデアを提案してくれるChatGPTですが、1つだけ弱点があります。
それは、「トレンドに弱い」です。
ChatGPTは定期的にアップデートされますが、リアルタイムのトレンド情報には弱い点があります。
無料で使えるChatGPTのバージョン3.5は、2023年4月現在、2021年までの情報がインプットされています。
最新の情報やトレンドを調べたいときは、GoogleやYahoo! JAPANで検索することをオススメします。
まとめ:今後もAIは進化するので、ChatGPTをうまく活用することが重要
以上のメリットとデメリットを理解した上で、大学生はChatGPTをうまく活用することが重要です。
ChatGPTは、レポート作成や翻訳、アイデア発想など多くの面で役立ちます。
一方で、情報の正確性や依存性、トレンド情報の弱さなどに注意することが必要です。
適切に使用することで、レポート作成やグループワークでの時間効率を高め、大学生活をさらに充実させることができることになります。
今後もAI技術は進化していくことでしょう。そのため、常に最新の情報を取り入れつつ、バランスを意識してChatGPTを活用しましょう!