先日、エンゼルスに所属する大谷選手の活躍のニュースを見ながら、
と聞かれました。
としか答えられませんでした。
メジャーリーグについてはあまり詳しくないので、これを機にメジャーリーグについて調べていこうと思います。
メジャーリーグのチーム
メジャーリーグのチーム数は30チーム
メジャーリーグはナショナル・リーグ(ナ・リーグ)とアメリカン・リーグ(ア・リーグ)の2リーグ30チーム制です。
ちなみに、30チームのうち、29チームはアメリカ国内に本拠地がありますが、1チームはカナダに本拠地があります。
それは、トロント・ブルージェイズです。
アメリカは日本と違い、東から西に行くまで相当な時間がかかります。
また、国内で時差があります。
そこで、リーグの中に「地区」を設けて、リーグを細分化しています。
次にナ・リーグとア・リーグと、それぞれの地区のチームについて紹介します。
ナショナル・リーグ
1876年に発足したリーグで、当初はナ・リーグのみの1リーグ制でした。
DH(指名打者)制は導入していません。(日本のセ・リーグと一緒)

東地区のチーム
- ニューヨーク・メッツ
- アトランタ・ブレーブス
- マイアミ・マーリンズ
- ワシントン・ナショナルズ
- フィラデルフィア・フィリーズ
中地区のチーム
- セントルイス・カージナルス
- シカゴ・カブス
- ミルウォーキー・ブルワーズ
- シンシナティ・レッズ
- ピッツバーグ・パイレーツ
西地区のチーム
- アリゾナ・ダイヤモンドバックス
- ロサンゼルス・ドジャース
- サンディエゴ・パドレス
- サンフランシスコ・ジャイアンツ
- コロラド・ロッキーズ
アメリカン・リーグ
1901年に発足したリーグです。
DH(指名打者)制は導入しています。(日本のパ・リーグと一緒)

東地区のチーム
- ニューヨーク・ヤンキース
- ボストン・レッドソックス
- タンパベイ・レイズ
- ボルティモア・オリオールズ
- トロント・ブルージェイズ
中地区のチーム
- シカゴ・ホワイトソックス
- カンザスシティ・ロイヤルズ
- ミネソタ・ツインズ
- クリーブランド・インディアンス
- デトロイト・タイガース
西地区のチーム
- シアトル・マリナーズ
- テキサス・レンジャーズ
- オークランド・アスレチックス
- ロサンゼルス・エンゼルス
- ヒューストン・アストロズ
ちなみに、マリナーズはイチロー選手や城島健司選手、菊池雄星投手をはじめ、たくさんの日本人選手が所属しています(していました)が、それは以前、親会社が任天堂だったからと言われています。
現在は、筆頭株主ではなくなりましたが、持ち分10%を保有しています。
選手を悩ませる時差

アメリカ本土には、4つの違う時間が流れており、西海岸と東海岸で4時間の時差があります。
地区内で試合をしていても、時差があるチームがあります。
また、メジャーリーグでは、他地区との交流戦も組み込まれているので、さらに時差が広がり、時差ボケ状態のまま、試合をすることも珍しくありません。
あのイチロー選手でさえ、記者会見で「時差ボケに慣れない。調整が難しい」と述べていることから、他の選手も同様だと思います。
ア・リーグとナ・リーグはどっちが強い?
なぜなら、世界中から優秀な選手が集まって、その中でしのぎを削って残った人物だけがメジャーリーグに残れるからです。
ちなみに、過去のワールドシリーズ(メジャーリーグの優勝決定戦)では116戦中
ナ・リーグ50勝66負
ア・リーグ66勝50負
となっています。
その中でも、ア・リーグに所属するヤンキースが40回出場して27回優勝しています。
最後に
今回はメジャーリーグのリーグ、チームについて紹介しました。
調べるうちに、メジャーリーグは日本と比較して、スケールも制度も全然違うことが分かりました。
次回以降、日本のプロ野球の特徴や、メジャーリーグの特徴などについてまとめたいと思います。