今回は、銀行に預金することのメリット・デメリットを共有します。
メリット・デメリットは下記の通りです。
- いつでもどこでも出入金することができる
- 元本割れすることはない
- 銀行が破綻しても預金を保障してくれる
- 銀行に預けていてもお金は増えない
- 物価が上がればお金の価値は下がる
- 預金の保障に上限がある
銀行に預金するとは?
銀行にお金を預けると、年に1~2回、銀行から利子をもらうことができます。(2022年現在、年利率0.001%)
そこから、20.315%(所得税15%+住民税5%+復興特別所得税0.315%)が源泉徴収された後に入金されます。
つまり、100万円を銀行に預けておくと、1年後には9円(10円のうち1円が源泉徴収)が振り込まれます。
銀行に預金するメリット
1.いつでもどこでも出入金することができる
コンビニに行けばATMがあり、手数料を支払えば(口座から引き落としすれば)いつでも出入金することができます。
もし、株や金などに投資をしていたら、すぐにその場で現金を引き出すことはできません。
緊急時やまとまったお金が必要なときに、いつでも出入金できるのは大きなメリットの一つです。
2.元本割れすることはない
銀行に預けている間、利息をもらうことはあっても、銀行にお金を取られることはありません。
しかし、株や金などに投資をすると、元本割れするリスクが伴います。
そういう意味では、とても安全な資産と言えるのではないでしょうか。
3.銀行が破綻しても預金を保障してくれる
銀行が破綻した場合、預金者を守るために預金保険制度があります。
この預金保険制度は国内の金融機関(銀行)が強制的に加入しているもので、私たちが加入するものではありません。
保障金額は、預けている金額+その利息=1,000万円が上限です。
銀行に預金するデメリット
1.銀行に預けていてもお金は増えない
現在、多くの銀行が預金金利を0.001%に設定しています。
つまり、銀行に預けていてもお金はほとんど増えないということです。
2.物価が上がればお金の価値が下がる
最近、うまい棒が10円→12円に値上げされたことがニュースになるなど、物価上昇がトレンドになっています。
物価が上がれば同じ1,000円でも購入できる量が減ります。
つまり、お金の価値が下がるのです。
お金の価値を下げないためには、物価上昇率よりもお金を増やしていく必要があります。
3.預金の保障に上限がある
また、預金のメリットに預金保険制度がありましたが、保障される金額に上限があります。
2,000万円貯金している人から考えると、銀行が破綻した瞬間、1,000万円が消えると思うと笑えません。
ただし、2,000万円を1,000万円ずつ、2つの銀行に分けていればどちらも保障されます。
リスクヘッジという意味でも1,000万円以上を1つの銀行にまとめておくことはオススメできません。
最後に
今回は、銀行に預金することのメリット・デメリットについて共有しました。
まずは、しっかりと貯金することが大切だと思います。